純子の酒場で独り言

奄美LIVE
10月は神無月、
日本各地の八百万の神々が島根県出雲地方に集結するため「神がいない月」と、そう呼ばれているそうですが。

強力な台風の接近で飛行機が飛ぶかを心配しながら空港に着くと、
「台風のため引返すことがあります」と言うテロップの中、
奇跡的にどうにか奄美に着いた(私は朝早い便で、午後からの便は欠航だった)。

マヤスコは初めてのお店で、港のすぐそばでかなりの暴風雨。
忘れ物をした榊さんが外に出てすぐに中へ、一瞬にして傘の骨が全部折れてます(><)
そんな中果たして誰か来てくれるかな?って今度はそんな心配。
「誰も来れない時は飲んでようか。笑」なんて話してたら、祝先生、あやのちゃん、龍田くん、まさやんはデッカい長靴で(笑)と、知った顔がグジョグジョになって入って来る。。。
有難い、ホントみんなありがとね。

「台風ってまだ沖縄の下だからやぁ、明日の古仁屋は多分無理よ」と言われた。
以前台風でかけ崩れや竜巻が起きた場所なんかを通って古仁屋入りした事を思い出した。

ホテルでの朝、風の音はまだ強く外は小雨が降ってます。
それでも昨夜の暴風雨よりはましな気がして、そして11時に雄さんがお迎えに来てくれた。
「さすがの晴れ男じゃぁ、古仁屋に着いた頃はこうなると思った」と雄さんが言う。
トンネルを抜けて古仁屋の町が見える頃はお日様が差して来たの^^
「今夜のライブは全く問題ないよ」て。。。
無事に奄美入り出来てライブが2本出来た。

「神在月」
この月、島根県出雲地方だけはこう呼ぶそうですが、
ここも「神在月」。。。
そう感じた。嬉しい事はまだあって。
マヤスコの店長西くんがライブが終わって、
「純子さん一緒に写真撮ってもらっていいですか?前みたいに」と言った。
「そうよね?そうよね?絶対私知ってると思った!」って私が叫ぶ。
8年か9年か前に徳之島にいてMACのライブに来てた男の子が、
4年前の真菜館に来て「昨日名瀬だったのを聞いて今日古仁屋まで来ました。今奄美にいるんです」と話していた。名瀬と古仁屋はかなり遠いの。
それが今マヤスコをやってる西くんで、
「僕ずっとずっと前から純子さんのファンで、今日をホント心待ちにしてました」と爽やかに笑う。
そう言えば店長からの紹介で、って若い子がこの台風の中3~4人来てくれてます。
台風で暴風雨の奄美だったけど、
沢山の温かさに触れた時間でした。

とうとがなし